予防|新城の歯医者なら今泉歯科へお越し下さい

予防

予防はなぜ大切?

お口は命の入口

人が生まれて初めて笑うとき・食べるとき・話すとき、周りの人を幸せな気持ちにします。そして、人が最後を迎える時まで笑う・食べる・話すことができたら幸せな人生だったと感じるでしょう。このように乳幼児期から老年期まで、「お口の健康」は幸せに生きる力を与えてくれます。
そして、この生きる力を支える医療が歯科医療であると私たちは考えます。
お口の健康から全身の健康を守るために「予防」を始めましょう。

~どんなことをする?~

一人ひとりに合わせた予防プログラムを組みます

今泉歯科にかかっていただく患者さまには、基本的に全員に「MTM(メディカルトリートメントモデル)」という予防プロセスをおすすめしています。
ご来院していただいた患者さまにはまず検査を受けていただき、むし歯や歯周病になるリスクを判定します。
その結果に合わせて、ひとりひとり最適な予防プログラムを立てます。
さらに、そのプログラムをもとに、歯科医師・歯科衛生士が、患者さまごとに最適な処置・アドバイスをしていきます。

~MTMって何?~

MTM(メディカルトリートメントモデル)とは

MTMとは、初期のリスク評価から、個々の患者さまに合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、定期的なメインテナンスに至るまでの流れのことをいいます。
お口の健康を守っていくためには、まずはお口の中の状態を知ることが大切です。
歯を失う原因の約90%がむし歯歯周病です。
そのむし歯と歯周病を発症する前、または、ごく初期のうちに発見し治療と予防をすれば、生涯自分の歯を健康に保つことができます。

初診

まずは受付にて、問診票を記入していただきます。
現在困っていることや治療の希望など記入していただいた問診票をもとに、スタッフがお話を伺わせていただきます。
当院では、緊急の患者さまを除き、すぐに検査や治療に入ることはいたしません。

検査

歯周病の検査

専用の器具を使用して、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)を測定していきます。歯周病に罹患しているところはこの溝が深くなっています。また、検査時に炎症があるところには出血がみられるため、出血の程度も調べていきます。

レントゲン

むし歯や歯周病の程度や進行具合などを詳しく調べます。目では見えにくい場所のむし歯や歯周病を検査したり、歯の根の病気を見つけることもできます。

口腔内写真・顔貌写真

現在のお口の状態を目に見える形で知っていただき、どのようにしてむし歯や歯周病を改善していくか、もしくは健康な状態を維持していくかをご提案します。お口の中に鏡を入れさせていただき、お写真を撮影していきます。

サリバテスト(唾液検査)

唾液を調べると本当のむし歯の原因がわかります。
原因は主に3つで、むし歯菌の数・歯を守るチカラ・食生活です。
この3つの原因が重なり合うことでむし歯になってしまいます。
唾液検査では、唾液の量とチカラ・むし歯菌の数を調べさせていただき、むし歯のなりやすさを検査します。

応急処置

痛みがある時は、まず最初に痛みを取り除きます。
また、その他緊急性のある歯があった場合は処置を行います。
状態によって処置を複数回に分けて行う場合もございます。

検査結果説明

検査結果をもとに、現在のお口の状況とむし歯や歯周病のリスクについて詳しくご説明します。
むし歯・歯周病になる原因は一人ひとり異なります。
むし歯も歯周病も、感染症であると同時に生活習慣病であるからです。
検査結果から、一人ひとりのライフスタイルやご希望に合わせて、今後どのような治療や予防が必要かを一緒に考えていきましょう。

歯周病

歯周病は、歯の周囲につく汚れ・細菌(バイオフィルム)がひきおこす歯ぐきの病気です。日本では成人の約80%がかかっていると言われています。
また歯周病はサイレント・ディジーズ(静かなる病気)と言われ、初期段階では何の自覚もないまま病気が進行するため、気づいた時にはかなり進行しているのが特徴です。

歯周病の分類

歯周病は、発生部位や病巣の形態・進行度等により分類されます。

歯肉炎
歯肉のみに炎症が起きているもので、歯周病の一歩手前の歯科疾患です。
歯周炎
歯を支持する組織(歯根膜や骨など)の炎症や感染を伴う歯科疾患で、放っておくと骨を溶かし歯が抜け落ちてしまう事もあります。

歯周病治療

歯周病とは、歯ぐきに炎症がある状態で、細菌の毒素によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。
しかし、歯周病はあまり自覚症状がなく進行していってしまう病気であるため、実際は多くの人が歯周病に罹患してしまっているのが現状です。
また近年では、全身疾患(糖尿病・心疾患など)とも歯周病は関連しており懸念されています。 歯周病の方は、むし歯の治療をしても出血などの影響で詰め物や被せ物が外れやすくなってしまったり、治療後の痛みも出やすくなってしまいます。
そのため、むし歯の治療よりも先に歯周病の治療を行います。
歯周病治療の第一歩は正しい歯磨きからです。正しい歯磨きの仕方を身につけましょう。

再評価1

歯周病治療によって、どの程度歯周病が改善されたかを調べます。

むし歯

むし歯とはお口の中のミュータンスと呼ばれる細菌が、砂糖やご飯やパンに含まれる「糖」を利用して酸を生成し、その酸によって歯が溶かされ、穴が開いた状態を「むし歯」と呼んでいます。初期の段階では自覚症状がないため、自分では気付かないことが多いのが特徴です。

むし歯の進行レベル

むし歯は、発生部位や病巣の形態・進行度等により分類されます。

C1
エナメル質に進行したむし歯。痛みはまだ無いことが多いです。
C2
象牙質に達したむし歯。冷たいものがしみるなど痛みを伴います。
C3
歯の神経に達したむし歯。何もしていなくても強く痛みます。
C4
むし歯の末期症状で、歯が崩壊し根だけの状態です。

むし歯治療

治療が必要な歯を治していきます。
当院では、最小侵襲治療といって、できるだけたくさん歯を削らないように治療を行なっています。
詰め物・被せ物にもいろいろな種類がございますのでご相談ください。

再評価2

これまでの治療で、症状やお口の中の環境がどのくらい改善されているかを調べます。
検査結果をもとに、お口の健康を保つために今後の予防プログラムを確認します。
メインテナンスに移る前に、あらためて歯磨きがきちんと行われているか確認をして、歯磨き指導を行います。

メインテナンス

新たなむし歯の発症や歯周病が進行していないかを調べます。
セルフケア(主に歯磨き)の状態をチェックし、より良くするための指導を行います。セルフケアで取りきれない汚れや、必要があれば歯石の除去を行います。
メインテナンス頻度:3〜6ヶ月に1回

料金

※全て税込み表示です。

初回検査キット、診断料 22,000円
Happt Clubから成人MTM
初回検査キット、診断料
5,500円
追加検査キット 3,300円